レクサスIS250 VersionS(マイチェン前)試乗記
レクサスIS250 VersionS(マイチェン前)の試乗は、レクサスレクサスIS250 VersionSの購入に傾きかけたとき、是非試乗してからと思い、SCさんにお願いして、試乗させてもらいました。前回、レクサスIS Fの試乗をしてしまったので、レクサスIS250 VersionSは色褪せてしまうのではないかと思いましたが、思いの外、楽しい試乗でした。エンジンが2.5Lということもあって、加速感は多少落ちるものの(これはあくまでもレクサスIS Fと比較してのことで、通常の車から考えると十分な加速感です。)エンジンの吹け上がりは良く、軽快な印象を与えました。
アクセルを踏み込むとエンジンの回転数が軽快に上がっていき、ストレスなく加速していきます。Sレンジによるシーケンシャルなシフトチェンジは反応が遅いです。特に減速時のシフトダウンでは、パドルシフトで一瞬にして、指先でシフトダウンできるのですが、実際のシフトダウンにはかなりのタイムラグがあります。この車を試乗して、レクサスIS Fのシフトチェンジの反応の良さを再認識しました。シフトチェンジの反応はこんなものなのだろうと自分に言い聞かせました。
また、レクサスIS250 VersionSの足回りは18インチのホイールと超扁平タイヤ、それに硬く締め上げられたサスが特長的です。レクサスIS F同様に硬めの足回りには賛否両論あるようですが、私には問題なく、むしろ、姿勢を保つ安定性の高さが気に入りました。
このとき試乗した車の外装はホワイトパールクリスタルシャイン、内装はヌバック調ファブリックのブラックでした。私の予想では内装はブラックが一番人気だと思います。しかし、このとき車内のあまりの暗さに若干違和感を感じ、私はヌバック調ファイブリックのフロスティーグレーを選択しました。本皮を選択しなかったのは、お金がなかったことと、その当時乗っていた車のシートが本皮だったのですが、年数が経つと表面が非常に滑りやすくなり、乗り心地が良くなかったためです。
試乗を終え、車から降りたときには、ほぼレクサスIS250 VersionSの購入を心に決めていました。決め手は、コーナリング時の姿勢安定性とエンジンの吹け上がりの良さでした。レクサスIS250 VersionSは乗っていて非常に楽しい車だと思います。高級車の割には後部座席が狭く、人を後部座席に乗せることが多い方にはお薦めできません。一人、二人で乗ることの多い方、特に運転する喜びを感じたい方におすすめです。人を乗せることの多い方はクラウンアスリートがお薦めだと思います。クラウンアスリートも良い車だと思います。