トップページ> レクサスIS250購入記

レクサスＩＳ２５０購入記

　もう2年も前の話なので、詳細は忘れている部分もありますが、レクサスＩＳ２５０　ＶｅｒｓｉｏｎＳの購入に至った経緯をお話します。私が乗っていた車の車検が2008年9月でした。2008年1月か2月頃、年度末の決算期を狙って新車の物色を開始しました。これまで中古車を乗り継いできた私としては初めての新車購入でした。予算は車両本体価格300万円〜350万円で、トータル350万円〜400万円を予定していました。特に候補車はありませんでしたが、当時発売されたばかりのインスパイアにちょっと興味を惹かれました。3.5Lエンジンで280馬力のエンジンに、省エネ対策として気筒停止による省エネという新機構を導入していました。しかしディーラーを訪問すると試乗車は、いくつかのディーラーの持ち回りで、そのときはないとのことでした。しかし、初めての訪問時に30万円の値引きを提示されました。車購入雑誌を見ても限界値引きが28万円だったので、少し心が動きました。ここは取り敢えず保留し、一巡してから考えようと思いました。

　次に訪問したのが、ホンダのディーラー近くにあったレクサスのディーラーでした。ちょうど展示車の入れ替えをしていた様で、他に客は居らず、私が入っていくと、品の良い綺麗な女性が出迎えてくれました。ISのカタログを欲しい旨伝え、展示車を見ているとセールスコンサルタント（ＳＣ）さんが出てこられ、色々話を聞きました。ISのグレードや外装の色、内装の色等の説明を聞いていたのですが、話の流れでISFの試乗をしませんかと聞かれ、速攻でOKし、ISFの試乗に行きました。当時ISFは数少ない400馬力オーバーのGTRに次ぐ高出力スポーツカーでしたので、非常にワクワクしながら試乗しました。アクセルを踏み込むとシートにへばりつくような加速を見せ、減速時はパドルシフトによるシフトダウンでも敏速にシフトダウンしてエンジンブレーキが効き、ブレーキの効き目は天下一品でした。試乗から帰ってき、見積もりをもらいましたが、完全なる予算オーバーのため、その日は保留して帰りました。帰り際レクサスの紙袋をもらいましたが、帰って開けてみるとレクサスバージョンのテディベアのぬいぐるみでした。後から知ったのですが、このぬいぐるみン万円するみたいですね。。。

　次に訪問したのが日産のディーラーで、競合としてスカイラインを見に行きました。スカイラインはセダンとクーペがあり、クーペは3.7Lで300馬力以上だったと思います。セダンとクーペ両方を試乗し、クーペの安定感と加速感には惹かれましたが、車重の重さが気になりました。ブリッピングも気持ち良く、良い車でしたが、車重とデザインが今一気に入らず、保留しました。

　次に訪問したのがマツダのディーラーで、目的はRX-8でした。しかし、RX-8はフルモデルチェンジ前で旧車の生産を終了しており、弾数が少なく、カラーの選択等も余地がありませんでした。セールスマンからは新型車が出るまで待った方が良いとアドバイスされ、ユーノスロードスターを試乗して帰りました。

　次に訪問したのがトヨタのディーラーで、目的は新型クラウンアスリートでした。新型発売直後でしたので試乗車はなく、展示車のみでした。セールスマンの説明を聞き、カタログと見積もりをもって帰りましたが、クラウンアスリート2.5Lでオプション等をつけると、ほぼレクサスＩＳ２５０　ＶｅｒｓｉｏｎＳと同じ様な金額でした。

　一通りディーラーを訪問しましたが、心はかなりレクサスに傾いていました。しかし、レクサスＩＳ２５０　ＶｅｒｓｉｏｎＳの車両本体価格は当時405万円で完全に予算オーバーでした。しかし、心では出来ればＩＳ３５０が良いなどと、とんでもないことを思っていました。取りあえず、レクサスＩＳ２５０　ＶｅｒｓｉｏｎＳの試乗をさせてほしい旨連絡し、再度ディーラーを訪問しました。ここで初めてレクサスＩＳ２５０　ＶｅｒａｓｉｏｎＳに乗りました。ISFと比較するとパワー不足は否めないものの、エンジンの吹け上がりは良く、軽快感は感じました。パワーも前の車が２１０馬力に対して、レクサスＩＳ２５０は215馬力と若干高かったため不満はありませんでした。またＶｅｒｓｉｏｎＳの足の硬さは気にならず、逆に姿勢安定性の高さが気に入り、グレードはＶｅｒｓｉｏｎＳに決定しました。残る問題は予算オーバーです。取り敢えず、この日も保留し帰りました。

　この予算の問題を解決してくれたのが３つのことでした。一つ目が知り合いにレクサス車オーナーがいたこと。二つ目がレクサスカードの作成。３つ目が暫定税率の期限切れです。まず、知り合いにレクサス車オーナーがいたことで、このレクサス車オーナーの紹介と言うことでディーラーオプションの一部がサービスになりました。二つ目のレクサスカードは200万円までカード支払いが可能であったため、ボーナス一括払いを利用し、定期預金の満期を待って支払いました。最後の暫定税率の期限切れは、登録を４月にすることにより、当時話題になった暫定税率の期限切れがあり、自動車取得税が大幅に減額されました。約6万円程少なくなった記憶があります。結局暫定税率の期限切れの恩恵に預かったのは４月の一ヶ月だけでした。非常にラッキーでした。これらの条件が揃い、予算オーバーを何とかクリアしました。こうして念願のレクサスＩＳ２５０　ＶｅｒｓｉｏｎＳを購入することになりました。