1ヶ月点検
1ヶ月点検での点検項目
室内
・ブレーキペダルと床板のすきまの点検
・パーキングブレーキ引き代(踏み代)の点検
エンジンルーム
・ブレーキリザーバー液量の点検
・エンジンの低速および加速の状態の点検
・エンジンオイル量、汚れ、油漏れの点検
・燃料漏れの点検
・冷却水量の点検
・トランスミッションおよびトランスファーの油漏れの点検
下廻り
・ステアリングギアボックスの油漏れの点検
・パワーステアリング機構の油漏れ、油量の点検
・ディファレンシャルの油漏れの点検
・ブレーキ配管の損傷、油漏れの点検
上述の通り、1ヶ月点検ではオイル交換はしてくれません。1ヶ月点検でのオイル交換には賛否両論あると思いますが、私はオイル交換をしました。1ヶ月点検でのオイル交換の目的は、新車時の金属部品が慣らし運転において、バリが取れたり、角部の摩耗により、エンジン中に入り込むので、オイル交換により、これら金属屑を取り除くことです。しかし、最近の加工精度の向上により、バリの発生はほとんど無く、角部の面取りも実施されているので、金属屑の発生はほとんど無いとの考え方もあります。
確かに最近の加工精度の向上は目を見張るものがありますが、工業製品である以上、公差は必ずあります。この意味では、部品点数の多い自動車は同じものは二つとないといって良いでしょう。このため、部品の相性は必ずあると思います。部品の相性がよければ、金属屑のエンジンへの混入はほとんどなく、オイル交換もいらないと思いますが、相性が悪い場合、金属屑の混入の可能性があります。あくまでも可能性なので、入らないかもしれませんが、万が一、入っていた場合、オイル交換によって、エンジンを傷つけることを防げる可能性があります。このため、私は1ヶ月点検時にオイル交換を実施しました。皆さんのお考えはいかがでしょうか?